2018年 10月 08日
七五三の着物 |
日々の用事と体力不足で、流れ流れて今日は8日らしい。。
こんばんは。
姪っ子の七五三が近づき、母からこのような指令がありました。
・着物はあなた達(姉と私)が着たのを使う
・長襦袢と被布はシミで汚れているので友人から借りた
・ついては、長襦袢の寸法を合わせて欲しい
・袖丈は着物と一緒だったので、幅と身丈のあげをして欲しい
まとめると、こうでした。
私たちが着た着物と言うのはこちらです。
赤い被布(右)は母の友人からお借りしたもの。
ちなみに私の着用シーンはこちら……
どやさぁ
くるよ師匠かと思う感じ…
三歳くらいまでは愛嬌のある子でしたよ…。首かしげちゃってさ。。
そしてこの着物、私たちの伯母さん(父の姉)が三歳の時に着たもの…O M G !
かれこれ76〜7年前の着物だったりするのです。
その当時の写真は無いみたいですが。間に戦争もあったし、しょうがないんだと思います。
姉が三歳の七五三をする前に、仕立て直しをしたそうです。
それにしましても…着物ヤバいね。って思うエピソードです。
さて素直な(?)私は、肩幅・袖幅・身丈を計り、着物から長襦袢がはみ出ないように、適宜控えてお直ししました。
和洋折衷なお道具使いです…。頭のついた待ち針使ってます。数はきっちり数えました。
肩上げすればいいだけじゃん。とお思いの方もいらっしゃるかもなのですが、袖巾がかなり違っていたし、今後使う予定もないとのことだったので、お袖を外して本気で直しました。
身丈のあげもして、出来た〜。と着物に合わせてみると……袖丈合ってない!!
ちょうど一寸ほど、長襦袢の方が短い O M G !(二度目)
私「お母さん!袖丈合ってないじゃん!」
母「え?合わせてみたけど一緒だったわよ」(近づいてきて袖を見る)「あら〜。でもいいじゃない!長すぎて中でたるんだりするよりいいじゃない?(←ポジティブ)」
私「いいって言うならいいけど…(全然良くないわ!←心の声)」
母「じゃあ、あなた達が着た長襦袢ならぴったりなのかしら?」
私「えっ?(あるの?ぴったりに決まってるじゃん←心の声)」
といった問答が繰り広げられ…
我々の着た長襦袢、胴体部分と半襟が汚い。という母の判断で、お借りした方を使おうということになったらしいのですが、胴体部分(身頃)は、着物を着たら見えないし、なんなら半襟をお借りして付け替えればいいんじゃん……。っていう、今までの私の縫い物なんだったのーーー!!な事態が発生しまして……
素直に半襟を付け替えました……。
最初からこれだけで良かったなんて。とほほ。
とりあえずミッションクリア。。
そして実家に行ってもうひとつ、やろうと思っていたことは、現在進行中の私のコートにステッチをかけることでした。
我が家のエクセルちゃん(家庭用ミシン)にはちょっと荷が重い。。ということで、母のシュプール(職業用ミシン)を借りに来たのです。
粛々と縫われるステッチ。
あと40センチくらい…ってところまで来て……!
ボキッ!
って針が折れました O M G ! (3度目)
ステッチはステッチなんですから、一気に縫われなきゃなりませんのに……。
でも下前部分だったので、もうそこから重ね縫いすることにしました!いいやい。
ってことで針を取り替えようと外してみると…
ご家庭用ミシンの針がついてたYo!!
JUKIの職業用ミシンは工業用の丸針を使う機種が多いらしく…なのに外してみたら違う!笑!
逆に、違う針を装着していても縫えるんかい!って感じですけれども…。
母に丸針を探し出してもらい、付け方忘れたとか言う母は置いといてネットで針の向きなどを検索。
無事にステッチし終わりました。
なんか、母すごいな〜。って思う実家滞在でした笑。
ワンオペで三人育ててオシュートメさんもいて、子育て終わって姑、両親、夫を看取り、その後も元気はつらつ生きているのは、あの抜け感(なんか意味違う)がポイントなのね…。とか思いました。
昭和ってワンオペ育児、結構普通じゃなかったですかね?だって父親っていつも仕事に行ってていないのが普通っぽかった。
女子の学歴が上がってアタマ良くなったのはいいんだけど、その真面目さゆえにワンオペどうこうって話題が生まれるんだと思うな…。などと感じました。
きっといいんですよみなさん。テケトーで!抜けて行こうぜ!
そんな母から、
「ねーえ?和裁と洋裁、どっちが面白い?」
っていう、聞かれたことなかったけど当然聞かれそうではある、ハッとする質問をされまして、
「ど、どっちも同じだと思うけど…」
という超つまんない返しをしたのはワタクシです。ハァ〜。
そんなこんなで今日もありがとうございました。
それではまた〜〜
by urslazuli
| 2018-10-08 23:23
| 着物